2011-03-24

福島原発 放射能 水汚染 対策まとめ

あらゆる情報を鵜呑みにしないで、自分で調べて理解する事が重要だと思います。
以下に私が調べた事、リンクを記載します。


ヨウ素とは?
放射性ヨウ素131は気化して大気中に広範囲に拡散しやすい。
ヨウ素の放射能は、8日で約50%減(半減期8日)、半年後には1億分の1まで減少するという特徴をもっています。


セシウムとは?
放射性セシウム137はヨウ素131同様体内に入ると細胞内に溶け込み放射線を出し続ける。30年で約50%減(半減期30年)
※核実験前は自然には存在しなかったらしい。


放射能拡散について
放射性物質なので空に舞ったものは風に乗って拡散するようです。
風向きが重要になってきます。
フランス放射線防護原子力安全研究所が予測をしている物がありましたのでリンクします。3/28現在Simulation de Nuage radioactif Fukushima (IRSN)


放射性物質「ヨウ素」による内部被曝について
ヨウ素は、甲状腺ホルモンの必須構成成分として体内には約25mgが存在します。
そのため甲状腺は、ヨウ素を取り込み蓄積するという機能があり、放射性ヨウ素で内部被曝すると、甲状腺ホルモンに合成され、甲状腺組織の中で放射能を放出し続け、その結果、放射能による甲状腺障害が起こり、晩発性の障害として甲状腺腫(甲状腺ガン)や甲状腺機能低下症を引き起こすとされています。


ヨウ素は子供に強く影響する
子供は甲状腺が活発で、ヨウ素を吸収しやすい。(幼児では最大100倍の吸収力があるといわれています。)


ミネラルウォーターからミルクを作る場合
ミネラルウォーターからミルクを作る場合は煮沸した方が良さそうです。(源水が殺菌消毒されていない場合が有るため)
以下 水を選ぶ参考(必ずだめという訳ではないが、体調不良になる場合がある)
・ラベルに記載の硬度が100以下の軟水(できるだけ数値が低いほうがいい)
バナジウム天然水アルカリイオン水と記載されているものは適していない。
・成分表を確認し、できるだけミネラル含量が少ないものを選ぶ。


水道水のヨウ素を取り除けるか?


煮沸×
ヨウ素(イオン化していない状態)ならば、気化し易く、煮沸も意味があります。しかしヨウ素がイオン化している場合は、全く気化しません。したがって煮沸は全く無意味で、むしろ水が少なくなる分だけ濃縮されます。


蒸留△


蒸留は沸騰した湯気を集めて、また水にすることです。つまり湯気にはイオンは含まれて来ません。したがって蒸留水は、放射線ヨウ素をかなり除去できる可能性が高いと思われます。
しかし、蒸留は沸騰している水の飛沫が飛ばないような蒸留(]無沸騰での蒸留)をしないと、厳密には除去できません。
なお家庭でやるのエネルギーの浪費につながりますし、計画停電下ではとても推奨できません。



家庭用の浄水器×
東京都は浄水過程で、既に高度浄水化(世界一といわれる)。この浄水化過程も既に活性炭を使用されて処理されているのですが、活性炭はイオンをほぼ吸着しないので問題となっている。
また、RO水逆浸透膜濾過は幼児用としても使えるかもしれないと言われています。(必ず問い合わせてから使ってください)RO水業者は90%以上は除去できると言っているようです(つまり原水が20倍程度汚染されると駄目ということになる)


RO水(逆浸透膜濾過)とは?
活性炭フィルターと数ミクロンのフィルターで不純物をある程度除去した後、NASAで開発されたROシステムで除去が難しいとされてきた環境ホルモンも除去します。
逆浸透マクロ化技術はあらゆる動力靴の栄養分の吸収や、老廃物の排泄の仕組みである細胞膜の「浸透圧原理」を応用して、考えられた「分離濾過技術」です。フィルターの性能によって能力が変わる。




「安定ヨウ素材」(ヨウ素による被曝を抑える薬)について
放射線を出さないヨウ素を製剤化した安定ヨウ素剤を服用し、あらかじめ甲状腺を安定ヨウ素で満たしておくと、放射性ヨウ素が体内に入り込んでも、甲状腺には蓄積せずに体外に排出されやすくするための薬が「安定ヨウ素剤」と呼ばれるものです。
服用してから24時間効果が持続すると言われておりますので、服用するタイミングが重要です。
被曝する前に服用することが大事であり、もし被曝前に服用し忘れた場合でも、被曝後8時間以内であれば甲状腺への取り込み量を40%近く減らせるといわれております。
副作用として吐き気や下痢などがあります。
福島原発の40歳以下の周辺住民には安定ヨウ素剤が配布されているようです。


【デマ情報にご注意】ヨウ素の入ったうがい薬や消毒薬に予防効果は嘘
ヨウ素が飛散した段階で、うがい薬等にヨウ素が入っているのでそれを飲めば大丈夫という情報が流れましたが、これは真っ赤な嘘です。
効果がないばかりか、飲むと体に有害な成分が含まれている恐れもありますのでお控えください。
ワカメや昆布にもヨウ素は含まれているが、含有量が一定ではなく、十分な効果は得られないとされています。
きちんと処方された安定ヨウ素剤を服用しましょう。


放射性物質対策
ドアや窓は閉める。
換気扇やエアコンは外気と一緒に放射線物質を取り込んでしまうため使用しない。
洗濯物は部屋の中に干す。
今後雨が降った場合は濡れないようにする。
外に出る時は、濡れタオルで鼻や口を覆う。皮膚を露出しないような服装にする。
風下は放射線物質が流れてくる可能性があるので風下に入らないように注意する。
外出から戻ったらシャワーを浴びて放射能物質を洗い流す。
外出していた服は袋に入れて触れないようにしてください。


一度浴びた放射能について
洗い流す事以外は、自身の免疫力で回復する方法しかない。

免疫力を上げる方法として
1、喫煙をひかえる。

2、適度の飲酒を心がける。飲酒を控える。

3、質の良い睡眠をとる。 

睡眠の乱れによって、免疫力は低下します。
快眠は大事です。たとえ心労があって眠れなくても、体を横にして休めているだけで、免疫力は高まると言われています。
20分ぐらいの昼寝でも、免疫力を高めます。

4、ムリのない適度な運動をする。
ウォーキングやジョギングなど軽めの有酸素運動の継続が免疫力を高めます。

5、笑う。 

笑うと身体の免疫力がアップします。笑うとNK細胞の活性化につながるからです。


怒り・恐怖を感じた時




身を守る必要
行動の為の準備
交感神経が作用 瞳孔が広がる
鼓動が早くなる
血管が収縮
血糖値が上昇
胃腸の活動が弱まる
発汗が始まる


安らぎ・安心感を
感じた時





身体を休息の状態にする
副交感神経が作用 瞳孔が収縮
鼓動が遅くなる
血管が拡張
血糖値が低下
胃腸が働く

6、ストレスをためない。
ストレスは大脳でも様々な部分が関係していますが、特に扁桃体 (へんとうたい)との関係が濃密です。扁桃体は、大脳の奥深くにあり、外から来た情報に対して、快か不快かを判断しています。 扁桃体が不快と感じた場合には交感神経が刺激されストレスになり、心地よいと感じた場合には副交感神経が刺激されストレス解消につながります。何をストレスと感じるかは、性別・年代別で大きく異なります。

7、爪をもむ。

・手の指の爪の生えぎわの角をもむ
(人差し指と親指で生えぎわの角を10秒から20秒、少々痛いくらいにつまむ)と、 リンパ球をふやして副交感神経が優位になり、血行が促進され免疫力が高まるといわれています。あまり厳密な位置にこだわる必要はありません。基本的に、両 手の親指、人さし指、中指、小指の 4本の指をもみます。ただし、薬指は交感神経を刺激してしまうので特別な場合以外はもまないようにします。

8、体温を下げない。

・平均体温が1℃下がると免疫力は約37%下がり、平均体温が1℃上がると免疫力は約60%活性化するといわれているように、体温は免疫力を大きく左右し ます。風邪をひいたとき熱が出るのも、体温を上げて免疫力を上げようとする防衛反応といわれています。また、体温が低いと体内の細菌に対する抵抗力が低下し、腸内では悪玉菌や有害菌が増殖して様々な病気や感染病の原因にもなってしまいます。
「体が冷たいと、免疫をつかさどる細胞や酵素は全然うまく機能しない」
(米国カリフォルニア大学の麻酔専門医ダニエル・セスラー)

9、日常の飲料水に気をつける。

体内における水の働きは:

①溶解性が強く、体内における化学反応は水溶液の形で行われる。
②血液の主成分として、栄養成分や酸素などを体の各組織へ運び、また各組織から不要産物を体外へ排出する。(体の各組織から運ばれた血液中の成分は、腎臓の糸球体でろ過かれ、必要な成分は尿細管で再吸収して利用し、体内の不要産物を尿として排出する)
③電解質を溶かし、そのバランスを維持する。浸透圧の平衡を維持し、体細胞の形態を保つ。
④発汗作用により体温を調節する。

10、薬・抗生物質を乱用しない。

・薬や抗生物質は、緊急、命の危険、重病、慢性病、感染症以外はなるべく服用を控えましょう。薬や抗生物質への安易な依存は、長期服用の副作用は言うに及ばず、免疫力の低下につながります。
抗生物質の最も適切な使用法というのは、病原菌を殺すことではないと思われます。抗生物質によってある程度細菌の増殖を抑えつつも、その人が本来持っている免疫力で病原菌を排除していく、というのが理想的でしょう。

11、バランスの良い食事を心がける。

12、免疫力を高める(調整する)健康補助食品を利用する。

免疫に関連する健康補助食品には、免疫バランスを整えるものと、免疫力を上げるものとがあります。アレルギーや自己免疫疾患の場合は免疫バランスを整えるもの、ガンなどの場合は免疫力を上げるものと、使い分けることが必要です。

・免疫力を高めるための、健康補助食品選びの4つのポイント

①免疫機能の強化・調整
②免疫系をサポートする抗酸化作用
③免疫系をサポートする酵素、プロバイオティクスによる腸内免疫機能活性化
④免疫系をサポートする栄養素


リンク
中部大学 武田邦彦教授(原発の事に関して日々更新されています。)
http://takedanet.com/


都内の放射能測定結果
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/index.html


OLIVE 被災地で作れるもの。アイディアの情報。
http://sites.google.com/site/olivesoce/


原子力資料室
http://www.cnic.jp/