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社会生活では自分と相手、主体と客体の関係が最小単位になっている。そう思い込んでいると言った方が正確かもしれないが、とにかく、相手を知る事が重要だと思っている。
そもそも、自分の視点からしか物事は見えていない。相手の事を理解したと思っていても、そう思い込んでいるだけだ。
多くの場合その思い込みにずれがあり、自分に取っては不都合な問題が生じる。
あらゆる相手の情報をキャッチして、より相手という存在の想像を膨らませなければならない。
多くの情報を取り入れ処理できれば具体的に相手の事を想像=理解できる。
よって、相手が求める価値に自分の価値を上乗せした何かを提供出来る様になる。
相手の情報を得るのに最善を尽くせば、お互いに満足いく結果が得られると言う結論だ。
そこで大きな問題がある、自分が自分と強く思えば思うほど相手の間に見えない壁を作るという事。それが原因で、自分が相手に侵入されるのを恐れる事となる。
壁を作るから恐れなければならなくなる。それは、相手に壁を感じている事に起因していることもある。
その解決策の一つは自分の壁をなくすという事で、そうすれば、相手は恐れる必要がなくなり、壁を下げる事だろう。
極端な表現だが相手を知る事とはそういうことではないのだろうか?